たまには姫路の観光とかイベント以外のことを。
ゲストハウスのスタッフの朝の仕事といえば「清掃」です。
毎日、毎日来る日も来る日も清掃をしていると
あれ?私の人生、大半を掃除しているのではないか?と思うようになってきます。
なんかおかしいぞ?幼少期は掃除が嫌いで(今も苦手です。特に片付け)
逃げてばかりいたツケがきているのでしょうか。
さて。そんな清掃で無心になっていると、つまんなくなっていくのでちょっとでも自分をアゲたいわけです。
いままでは音楽をよく聞いていたのですが、この1年はSpotifyで 霜降り明星をきいているか
Voicyをきいています。
Voicyご存知ですか? パーソナリティが様々な得意分野のことを10分程度、話すのをラジオのようにきけるんです。
私はホリエモンとちきりんさんを聞いてます。
この「ちきりん」さん、社会派ブロガーとして有名なんですけど
ちきりんさんの視点が面白くて、聴きながら作業をするのがとても大好きです。
数日前、ちきりんさんが話していたトピックが
「自分のキャパ」を知る時期がどんどんおそくなっているということ
です。これ、気になりませんか? きいてて、ああ、確かになあとおもったんです。
すごーく要約すると、人には向き不向きがあるので、わざわざ不向きなことをしなくてもいいよね
ってことなんですけど
すごく、すごく思いますね。
私は「整理」ができないんです。掃除とか、例えば掃除機、窓拭き、鏡を掃除するなどは
気持ちいいので苦にならないのですが「整理」ができません。
だから自分の部屋はぐちゃぐちゃっとなっていて「断捨離しようかなー」と思い立っても
ものが右から左にうごいているぐらいです。結局おなじ。
だから思考の整理も苦手だし、映像の合理的な編集も苦手です(感情的にはできます)
論理的にもなれない。数字も苦手。
「自分が憧れる職業」「やってみたい職業」と「自分が苦でなくできること」が若いときは乖離してて
すっごく、仕事がしんどかったことがあります。
「自分はずっとこれに憧れてきて、この仕事がすき」という気持ちと
「あれ?私、結構この作業、苦手じゃないかな。しんどいな・・・」が交差するわけです。
これがキャパってやつなんだろうなあとおもいます。
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私は映像の仕事を一時期していたことがるのですが
ドキュメンタリーというか密着してヒトを取るのは大好きだったんです。
感情もはいるし、この人の魅力をひきだすぞーって感じで どれだけ撮影や編集をしていても
深夜までたてこんでも、カメラマンや音声さんとぐったりするほどロケにいっても楽しかった。
だけど、情報番組の、特に放映する時間が決まっている(絶対的にね)その上、調べ作業がいる、
ロケも編集もテロップも予算がないから自分たちでやる(昔だったのでアナログでしたのでものっすごい
地味に時間がかかる作業でした)ので、時間がずっとなかったんですよ。
1つのテーマでも、それをそんなに理解してないのに、わかったかのように放映するのもいやで、情報の裏どりというか
理解しようとおもったら、本当に時間がたりなくなる。不器用な自分のキャパではなかったのだとおもいます。
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なので、いくら「好き」でも、「自分のキャパをこえるもの」を自分でしっておくことはとても大事だなと。
そしてそれを気がつくのが遅かったなあー。と自分でも反省でした。
ちなみにゲストハウス業は???
私は接客に向いている人間ではないのですが、総合して、とても好きなお仕事です!!!
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