週末の昼間、姫路のキャスパホールで上演された「青べか物語」を観に行った。
山本周五郎さんの私小説を姫路市出身の
鄭 義信(ちょん うぃしん)さんが戯曲化、演出したものだそうだ。
私はいつもゲストハウスに泊まってくださる素敵女子Kさんがこれに関わっていて
教えていただいたのでお邪魔しました。
私はガラスの仮面世代なので演劇など舞台ものは好きなほうです。
大阪から姫路に帰ってきてなかなか演劇に頻繁に通う習慣がなくなったのですが
(それに大体、行楽シーズンとかぶるんですよね)
今回は色々思うところがあり「自分が観に行きたいと思ったら、もう行っちゃえ!」
モードで行ってきました。
結果、すーごく良かったのです。(表現力ないので恥ずかしいですがメモがてら)
【舞台美術もかっこよかった】
キャスパホールに入ると、すぐ舞台が、小さめの劇場なので舞台もすぐそこなんだけど
八百屋になっていて、舞台が昭和の浦安のうらびれた漁師町ってことで地面が
まさしく地面だったんですよ。 自分が小さい頃の地面がそこにあって
思わずうわあああ、と思いました。あれは何でできているのかな。誰だと思ったら柴田隆弘さんだった。素敵ー。
照明も素晴らしかった。あれがあるからの土の色か?
【荒谷清水さん素敵だった】
観ている中ですんごい個性と光を放つ人がいて
誰や、これ、とググったら
南河内万歳一座の荒谷清水さんという役者さんだった。
まさしく「魅せる人」だった。いてるだけでおもしかったなあー
【衣装も素敵】
これだけ登場人物が多いと衣装も気になるところで
初めは別にすんごく普通に観てたんだけど最後の方になって
あれ。。。ものっすごい配色というか整えられいるんだなと
思い始めた。(遅い)
【演出面白かったなー】
Kさんから「私小説が元になっていて同じ人物を次々と違う人が演じます」
と聞いていたので混乱はしなかったのだけど、ああ、なるほど面白いなあー
と思う演出だった。これはセリフが長いからなのか?
鄭 義信さん天才だな・・・やっぱり
【はりま劇団協議会】
この舞台の出演者は姫路を拠点に活動するアマチュア劇団の方々が出演されてらっしゃるんだけど
姫路の他の舞台でお見かけした方々が出てらっしゃりなおかつめっちゃキラッキラされていて
観ているだけで幸せな気分になりました!
なんせ、すんごくすんごく贅沢な舞台だった。
何もかも素晴らしかった(たまに噛んでたけどw)
これ、3000円なの?すごいなと。
ふらっと駅前に行って観れる環境すごい。
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