かわいいフランス人女性2人が宿泊してくれた朝。
前にある薩摩屋さんという日本的なお土産が買えるお店に
いってくるね、とふらりとでていった。
「傘を買いたいんだ」といって意気込んででていったにもかかわらず
手ぶらで帰ってきた。
「あれ?傘は?」
ときくと
「なかってん…でも、たぶん、言葉が通じてないだけな気もする」とのこと。
何が欲しいかをきくと
単なる傘ではなくて「透明傘」だった。
今日はピーカン晴れだし、ならば今購入する必要はないんじゃないかと
おもいきや
「お土産にするのよ。フランスにはね、透明かさ、ないからね」とのこと。
確かに、透明傘を外国ではみないなあ…それにしても
もうちょっと、いい傘でいいんちゃうん、和風な傘とかさ、折りたたみとかさ、
とおもってたら
「透明かさだと、雨が降ってくるのが見えるでしょ!楽しいじゃない!」
なぬーーー
素敵やん!素敵やん!その思考!
もちろん通訳しますがな、と薩摩屋さんにゆったら
案の定、雨の日ではないので倉庫にあった、透明かさを出してきてくださった。
フランス人女子 大喜び。
1本、1本、ちゃんとチェックしてから販売する奥さんにも好感度。
たった1本150円の透明傘でも、そんな気持ちで販売してはるのが素敵。
小学校の先生だという彼女達。
フランスの子供らと、雨をみるんだろか。
私もそんな風に、毎日をみてたいなあ。
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