スタッフ日記 / プチニュース

人生の節目で旧友に出会うこと


先週、屋久島と種子島にいってきました。最終目的地が屋久島だったものの
「あれ・・・種子島近い・・・なら絶対いきたい」と立ち寄りました。

種子島には友人夫妻が住んでいます。

もともとは私はダンナであるユキオくんの友達で、きっかけは外国人アパートメント。
家賃の安さに惹かれて入居したのだけれど、結局は友人がたくさんできて
英語も勉強できていいことずくめだった。

ユキオくんは その時に違う階に住んでいて
よくバイオハザートをして遊んでいました。
人生初のゲームだったので、ユキオくんは私の師でアリマス。

さて。

部屋はものっすごくおしゃれで、自分のすきなもの。プラモデルとか
バイクの部品とか、アートとか。なんせ細かいものが好きで器用で
独特の美意識をもっていた。とってもハンサム。だけど
大阪弁でいうところのヘンコ。いい意味でのヘンコ(褒めてる)

そんなヘンコのユキオくんが、口だけは上沼恵美子のように弾丸の
美人で明るい太陽のようなタマちゃんと結婚した。

大阪の整備工場で整備士をしながら、楽しく暮らしておったのです。

で。数年ったったころだったかな・・・
突然ユキオくんが言い出したのです。

「あんな、種子島に移住する」

・・・・?
え?ユキオって種子島いったことあったっけ?と聞くと

「写真集でみた。行ったことはない。でも写真でいいとこだとわかるから
移住する」

そこにいる全員が凍った気がする….

そんなん家族はイヤやろ・・と、そこにいた全員の視線が
嫁のタマちゃんへ・・・・

 

明るいタマちゃんはこう言ったのです。


「・・・まあ、とりあえず、23年いってみて。あかんとおもったら
大阪にかえってくるやろ。まあ、いったら気がすむとおもうし。
どっちにせよ言い出したらきかへんから」

と。 さすが、度胸もあるタマちゃん。すごい。私なら絶対にひるむ。

そのころ、小さい娘さんがいて(5-6歳だった気がするなあ)
その娘さん的にはどうなん?と聞くと

「友達と別れるのがいやだって渋ってたんよ。でもな、ヤギ飼えるで!ってゆったら
OK
になった」と。

まさしく子供だまし!すごいな!

そんなこんなで種子島にユキオ&タマ ファミリーは移住した。

ノールックで。(*厳密にいうと、移住をきめてから、一度はいったらしい)

こんな大きな決断を。1冊の写真集で。 その写真家はすげーな!と思いつつ。

ーーーー

そして移住してから16年たったそうだ。
あれ?もっと長くいっている気がするが、そんなもんか。
さてヤギにつられた娘ちゃんはもう大都会で社会人だ。

そして今回、チャンスがあったので種子島に訪れることにしました。
数年前に独立して、今は一国一城のアルジになった二人にあうのが目的です。

クソ忙しい中、夫妻は快く迎えてくれ
「もう疲れすぎて顔が・・」とゆってたけど、すんばらしくいい顔をしていました。

前から責任感のある仕事をする人だったけど、さらに地に足がついた
ええ顔をしていた。そりゃ疲れとったけど(笑)でも、ええ顔。人間、なにかを背負うと顔がちがうもんですなあ。

なんか仕事もいっぱいきてひっぱりだこらしい。

わかる。みんなそりゃ頼りにするとおもうよ。
昔からずっと何かメカを触ってた。腕もいいし、
ヘンコだから!(良い意味で!)
ヘンコの正直者だから!

そして明るくて度胸のあるタマちゃんもいる!
鬼に金棒だねーと、二人をよくしっている親友と話しました。

なんだろうな。こう昔からしっている友人が、いろんな形でかわっていく様を
みるのって面白いなあ!


あ、ちなみに種子島に旅行する人とか、移住する人とか、
車関係でご入用あればぜひ

(株)ヨシカワオートサービスへ!

お二人には種子島の夜を存分に楽しませてもらいました。本当にありがとうね!

 

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