トルコ経由でイランの首都・テヘランへ。
トルコで乗り継ぎの際、
アタチュルク国際空港で
私は一目散にバーへ。
もちろん「さよならビール様」の儀式をするためです。
イランは厳格なイスラム国家で、
お酒を呑むこと、また外国人でもお酒を持ち込むことは
禁止されています。
強くはないけれど1日1本くらいはビールを呑みたい私は
とてもとても悲しくて
トルコ空港で早朝なのにビールを呑んでました@朝の5時w
ついでに
人生初のエッグベネディクトとか。(明日からラマダンだから
美味しいものをたべないと♩)
キャロットケーキとか。
ちょろっと顔が赤くなりつつ ((\(@ ̄ω ̄@)/)
「げふっ」とテヘラン行きのゲートでまっていると。
白髪の紳士が
「こいつ、なんやねん・・・」と怪訝そうな顔でみる。
その上「あれ?俺、ゲート間違えたっけ?」
と席を立っては「あ、やっぱりここだった」と座っている。
明らかに私がイランにいく搭乗者に見えないんだよね。
早朝からビールのんでいる女性なんてイランにいないよね。
で、飛行機のボーディングタイムがはじまり
私が飛行機のタラップにあがろうとしたら
さっきの白髪の紳士が
「君!君!テヘランにいくのか????」
と聞いてきた。
私「あ、はーーーい(げふっw)」
紳士「Oh, my god!!!! Crazy!」と叫ぶ。
「君、髪の毛長いけど、イランでは隠すんだよ?
知ってる?ってか何しにいくの?」と紳士。
私「あーーー。観光ですっ(げふっw)」(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
「オーマイガッド!なんてこった!
勇気があるよ、友達がいるのかい?」
私「いえー、全然いませんよーー♩てへ」
紳士は頭を抱える・・・。
着席後も
紳士は自分が座っているビジネスから
エコノミーの私の席までやってきて
「君になにかがあったとき用に緊急電話番号を
渡したいが、あいにく僕はアメリカから20年ぶりに
きてて、電話がないんだ・・・なにもできなくてごめんね」
とあやまりにきてくださった。
なぜ謝る・・・・
ええええ!!!
いやいやいや、私、勝手にきてるだけだから。
ほんまにいい人だなーーー。
なんか心があったかくなる。
イランってきっといい国だ。と入国する前に実感する。
私のチープなエコノミーの
シートは真ん中の4シートの1つだったけれど
隣のおっちゃんたちもとてもおせっかい。
「お前、着陸が近いからベールしないといけないぞ」
だの
「なんだ、その巻き方は!だせえから巻き直せ。
ってか俺がやってやるよ」
だの
「金曜日になったら山にいけ。すげーいいんだよ。この山」
(ってかいきませんからw)
「あ、ちなみに絶対に朝の8時にいけよ。8時だからな」
(ってか起きれませんてばw)
やんややんや、世話好きだ。
そして飛行機の中の(おそらく)イラン人女性も
ベールを巻き始めた。もちろん私も。
(イランは外国人も
肌や髪の毛を見せてはいけません)
(こんなんです。ヒジャブっていいます。これはおそらく
すごく厳格な人の巻き方。もっとラフな人もいます)
きっと、イランの女性にとっても
基本的にはベールは面倒くさいんだよね。
そして山を執拗にすすめてくる隣のにーちゃんの自撮りをみてたら
その写メで笑っている彼の手には明らかに
「ウイスキー瓶」ww
が映り込んでいる・・・・
あれ・・・酒って・・・あれ?
なんだかイラン、いろんな面がありそうで
面白そうになってきました。
やっぱり人間だもんね・・・
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