先日、神戸で行われていた「イスラーム映画祭」へ。
旅友 らくちゃんが「もう3回は見ているおすすめ作品」と激推ししていたので
スケジュールを無理くり捻じ曲げ、いってきました。
「神に誓って」。
すんごく。すんごくよかった。
話は 9.11同時多発テロ前後のパキスタンが舞台。イスラム圏の穏健派ムスリムが
直面する社会的問題を題材。
9.11直後、アメリカから一斉にイスラム系の学生がいなくなったと聞いた。それは
帰国したのか、出歩かないようにしていたのかわからないけれど、同じようなことが
フィルム上でも。 ああ、あっただろうなあ・・・という反イスラム感情のうねりや
保守的なイスラムとのやりとり。ああ、ありえる。抜群にありえる・・・
イスラーム映画祭は今年10年目。そして今回で無期限休業するのだそう。
ずっと興味があったけれど、神戸の上映のときは毎回GWでどうしても抜けれず、
今回は最後だけずれたのでいけた。
来年からこうやってこよう!と来年の決意を新たにしたところで
今年が最終とな・・・とほほー。
イスラーム映画祭の運営に関してツイッターで収益がでていました。
これにびっくりしたんですけど、こんなに厳しいものなんだ・・・
助成もスポンサーもなしに10年も開催。
興業的には大賑わいのはずなんだけど、赤字。映画って難しいんですね・・・
んな主催者さんの熱意のおかげ、そして伝達してくれた らくちゃんのおかげで素晴らしいものを
最後にみれて本当によかった。
あたらめて、ずっとあるものはない。見たい時に観に行きましょう!
*私はムスリムでは全くないですが、映画の中でのアザーンが美しすぎて感動でした
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