イランはビザが必要です。
招聘が必要だった昔と比べ
今は空港でとれるようになりました。なんと便利!
しかし値段は60ユーロ、必要でした。(高いよねw)
イランの保険にも空港にて入らないといけなくて
日本で海外旅行保険にはいってきているのに
なんで2重に入らないといけないのか理解できない。
友人から「無視して突っ切れ!」というアドバイスを
もらったけれど、無理だった。残念。
やっとこさ入国。(エマーム・ホメイニー空港です)
さあ、テヘラン!
タクシーがまっているはず!(初日だから予約しておいた)
が・・・・
いない・・・・
30分たっても、こない。
1時間たってもこない。
これは、忘れさられたな・・・・・。Y(>_<、)Y
4時間後にドバイ経由でくる美穂をまっていたほうが
めんどくさくなくていいなあ。
どうせ美穂のタクシーも忘れさられているだろうしなあ。
旅慣れている美穂も、来ているはずのタクシーがいないと
びっくりするよなあ。うんうん。
と思って空港で待つ。
空港が小さいので時間つぶすのが大変だ。
今回に限って、いつも持ち歩いている本をもってきていない。
しまった・・・
あまりにも暇なので人間観察をしていると
黒ずくめのイラン顔なしさんたちが
ぞろぞろぞろぞろと、花束をもって移動している。
こんな感じね。
どの人も、みんな大きな花束をもっている。
祭りなのか???
ラマダンだからある種、儀式か??
と思っていたら、どうやら
空港にお迎えにきた家族やら友人やらが
「いらっしゃい!」「おかえり!」の意味をこめて
花束をもってきているっぽい。
すごいなーーー。
老いも若きも、空港で出会うたびに大喜びしているよー。
びっくりするのが
「え?それってパチンコ屋の開店祝いの花輪ですか?」
って感じなものを
ハワイのレイ的にかけられている・・・・
それってどうよ・・・・
でかすぎっしょ・・・・ww
そして人間観察をしている私の横には
すんごい美女が座っている。
(こんな感じの人。でも彼女はナザニンボイアディンw)
一輪のバラをもって
たたずんでいる彼女は
おそらく私がいままでみてきた美女の中で
最高峰の美女でした。
写真に納めたかったけど
空港では撮影禁止だったのと
こんなところで下手に拘束されたら
初日からヤバイなあ、と思ってしまった。
ただ。
本当に
美しかった。
茶褐色なのかグリーンなのか分からない瞳。
つやつやした肌に彫りの深い顔。
匂い立つような美しさに
私はもう、目が釘付けだったんですよ。
美女ハンターの私としては
どうしてもしゃべりたくて。
「ねえ、誰をまっているの?」
と聞いてみた。
「旦那さんを待っているのよ。
私、アフガニスタン人なんだけど
もうすぐスウェーデンに移住するの。
旦那さんが先に現地にいって、住居を整えて
きてくれているのよ。
彼が帰ってきたら一緒に移住するの。」
そうか。
イランにはたくさんのアフガニスタン人がいるんだな。
ところでみんな大きな花束をもっているけど
あれは意味があるのかな?
と聞くと。
「普通はああやって大きな花束を持ってくるのよ。
待ち人がくると嬉しいでしょう?
でも、私はこの一輪が自分に合ってるんじゃないかな、
とおもって。彼もこれで喜んでくれると思うのよ。
ああ、早く逢いたいなあ・・・・」
と彼女。
もう、私がウルウルですよ!
何があったか知りませんが!なんかええ話じゃないですか。
私は彼女の旦那が見たくなって
美穂が先に来ちゃったら面白くないな、とさえおもってしまう。
それから2時間。
延々私達は延々まった。
旦那さんがきた。
案の定、男前だった。
二人とも涙を流しながらハグしてた。
そして美穂は来なかった。o(;△;)o エーン
乗っているはずのフライトの乗客がすべてイミグレクリアしているのに。
館内放送をかけてもらうも、まったく反応なし。
イランでひとりぼっち・・・。
美穂、何かあったかな?
あ、でも、私がトイレいっている間とかに、もしかして
タクシーつかまえていっちゃったかも????
イランでお互い女性一人って微妙に不安よなあ。
イランでぼっち。
空港からホテルまで20米ドル。
ホテルにいこう。
まあ、いつか落ち合えるかも・・・・
とても雑に考えはじめた初日。
向かった先はFirouzeh Hotel(フィロウゼホテル)
1泊2人で4000円くらい?だったかな。
今回の旅ではちょっとお高め。
ホテルについた。
ついたらついたでタクシーの運転手ともめる。
「(イランの金よこせよ!)」的に怒っているドライバー。
「あんた、ドルでいいってゆったじゃんよ!」と私。
イラっときたので、米ドルを払って
バーン、とドアをしめてホテルに向かう。
めっちゃ怒ってるドライバーさん。
だって、ドルでいいってゆったじゃん。知らないよっ
喧嘩している間に、
しれっと、日本人がきた。
美穂だ。
「あーーーー、ねねやーん。元気ぃ〜???」
イランでボッチになってパニックになっているかとおもいきや
めっちゃ普通。
さすが、美穂。
どうも、イランのアライバルビザを申請するときに
ホテル名をめんどくさくて書かなかったらしいw
それで審査が遅れたと。
ああ、なにより、無事でよかった!
ちょっとほっとしたらおなかがすいてきたので
ご飯にいくことに。
近くのイラン料理やさんにはいると
20歳前後のイケメンたちがごはんを食べていた。
そろいもそろってジャニーズのような男前さ。
小心者の私たちは、「一緒に撮ってください」といえず
隠し撮り。
(美穂を撮るフリをしてみるw)
が、まったくもって、小さすぎてとれてない。
なんだこれ。
初ケバブ、美味しかったのです。
が・・・本当にこれからケバブをみたくなくなるのです・・・。
イランの旅がやっとはじまった気がします。
姫路の安宿 Budget hostel for backpackers Himeji 588 Guesthouse
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