スタッフ日記 / プチニュース

イタリアの1ユーロの家と日本の古民家、そしてマリ共和国

お盆が終わり、少しつづ日常が戻りつつあります。とはいえまだ夏休み。

昨日はすっごく珍しく南米コロンビアからのゲストが。一人にスーツケース3つももっていて
「ねえ、どうやって帰るの?大丈夫?」と親心で超過料金を気にしてしまいます。

今日もきっと張り切ってフィギュアを購入していると思います。

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さて昨夜は社会学やっているゲストと話し込みとても楽しかったんです。

新幹線が遅延しまくって5時間おくれた。ネットもないので暇すぎて
ずっと景色をみていたんだと。そしたら古民家がめっちゃあるじゃないか。
交通の便が悪い田舎の古民家が放置される風景はイタリアと同じなんだよ。
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新幹線が遅延しまくって5時間おくれた。ネットもないので暇すぎて
ずっと景色をみていたんだと。そしたら古民家がめっちゃあるじゃないか。
交通の便が悪い田舎の古民家が放置される風景はイタリアと同じなんだよ。

と教えてくれた。

どうもイタリアは数十年前からそういう状態らしくて1ユーロで家がでているそうな。
「えー!そんなん欲しいやん!田舎やろ?イタリアやろ?めっちゃええやーん」
というと
「ちっちっちっ。甘いね。イタリアっていうのはね・・・」
と、なぜイタリアで僻地の古民家がキープできないのか、を教えてくれた。
ちょっと日本とは違った感じだった(笑)
彼はアフリカをはじめ世界各国でフィールドワーク&海外援助系をやっているらしい。
彼の友人がアフリカのマリ共和国に滞在していて、昨年訪ねてきたんだよと。
えー私は25年前?ぐらいにマリにいったよー!うそぉー!とそのころの話で盛り上がったのですね。
彼から見せてもらったマリの首都バマコの空港はとても綺麗になっていました。
私が到着したほったて小屋のような空港と違う!!!
アフリカの少年たちが「1週間に2回、フランスからくる飛行機を、ここでみてるんだよぉおおお」と夜空を見上げて
いたあの時代。もちろん常識的に、時間が経てばこうなるんだけど、あの風景がもうないとおもうと

寂しかったなあ。

さてマリ共和国。外務省の危険度でいうと真っ赤っかな「絶対いくなよ 責任もたないぞ仕事でもいくな絶対いくな」な

最強ワーニング国にテロ以来なってしまったのだけれど、一応入国はできるそうです。


本当に全土がまっかっか!!!


(と・・思いきやバマコだけはめっちゃ濃い橙。。。w)

ただ、港町モプティとか黄金都市といわれたトンブクトゥにはもう行けなくて、首都バマコの特定のエリア
しか外出してはいけないという規定になっているんですって。
観光都市だったのに、外貨も稼げず なおかつ宗主国だったフランスと仲違いしてしまったらしい。

その上、あろうことかフランス大使館を追い出してしまったとか。

え。。。それってマリにとって金づるだったフランスを追い出してしまったってこと?なんてもったいない!
ちなみにこの動きには どうも今大変なことになっているあの大国がからんでいるらしい。
(なんでここに???って感じなのだけど)
私も面白くなってきて「これってどう思う?」「あれって本当のところどうなの?」と聞きまくっていた。
「こうなんじゃなかろうか」とおもっていたことは、私が思っていたのとはまた違う側面があった。
もちろん、彼が全部をしっているわけではないのだけれど。
“Things are not always what it seems like.(みえていることだけが真実じゃない)」
という言葉の重みを感じる。
「Kyokoさん、assumeって言葉、しってる???”」
「思い込む?だったっけ???」と私。
「”Don’t assume. “ですよ。これは僕もずっと心に留めてるんだ。
ass/u/me と区切るんだけどね。わかる?」
思い込み(assume)は U(あなた)にとってもme(私)にとってもass(くそ)ってことですか?
と思いつつ、
お互い思い込みをやめて、いろんなものを感じる旅をしたいねー。
とお互いをcheerupして終了。

こういう出会いはやっぱり楽しいなーーーとおもった夜でした。

美しいジェンネのモスク。そして元気な子供達。みんながいまでも家族とともに生活できていますように。

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