みなさん、あと2日、あと2日で終わってしまうめちゃくちゃ激推しの展示がありますよ。それは
「長谷川集平」展!
実は、秋くらいから開催しててね。コロナの自粛時に、めっちゃゆっくり行こうと思ってたのですけど気分的に余裕がない日が続いていました。
で、そういや、いつまでだっけかな?とポスターをじっくり見たら。
明後日までですやん!!!!!
だめだ!行かなくては!
と朝から布団やシーツを洗濯し乾燥機廻し、バッタバタしながら
1時間だけ行ってきました。
場所は姫路文学館。
姫路駅前からだと、自転車でもすぐに行けるし(何なら徒歩でも)
車でも駐車場があります。
絵本の概念が変わった
長谷川さんの代表作「はせがわくんきらいや」は、森永ヒ素ミルク事件に纏わる
モチーフで書かれているのですが、長谷川さん自体がこの事件の被害者だそう。
ただ、この絵本の凄さってね。
初めて読んだ時にぶん殴られましたよ。
鳥取の松本さん(ゲストさん)あなたです。貴方に教えていていただいて
から読みました。
その時も、絵も文字も(なんと播州弁です。姫路が舞台で書かれています)
心を刺してきましたよ。
この本を書かれた時、なんと武蔵美の学生時代だったそうです。21歳。
すごくないですか?
展示では、集平さんが姫路で生まれ育ち、美大浪人になり、美大に行き。。。
その様々なステージでの思いやら、作品やらが展示されていましてね。
またその時々の関わっている人たちも面白かったです。
そうそう。姫路の皆さんは版画家の岩田健三郎さんをよくご存知だと思うのですが
私は岩田さんのイメージが
「版画」で
「牧歌的な」作品を描かれる方だ、としか認識してなかったのです。
集平さんと交流のあった岩田さんの若かりし頃の作品も展示されており
それがパンキッシュでとても良かった。
「・・・・めっちゃ面白い。。。こんなもの作る人やったんや」
とっても意外でした。
アーティストの変化の面白さって言うんでしょうか。
岩田さん、素敵でした
(まあ、見てみてくださいよ。文学館で)
この展示に関してですが
絵を見てほっこり、癒しだわ、みたいな感じはしなかったです。
縦揺れって言うんでしょうか。体も心もユッサユッサと
ぶん回された気分です。
いろんなメッセージが心に浮かんできたのに
描くものを持って行ってなかった。
また期間中に飛び込もうかなと思っているくらい。
全く心の整理ができなかったから。
姫路の人、近郊の人、近いから散歩がてらに行けるよ。
遠くの人だっておすすめ!
なんせね。入場料は良心の塊のような310円!
310円!!!!!
ありえん!
素晴らしい。ありがとう。
ぜひ、行って見てねー!
人生、キープオンロッキン!!!!
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