6月に人生初のバルセロナを訪問した。もちろん目当てはサグラダファミリである。
ちなみに「博士ちゃん」という番組で芦田愛菜ちゃんがサグダラファミリアを紹介してくれた後だったので、私の下には「今テレビを見ろー!」と母や友人から博士ちゃんコールが鳴り響き、予習をしていった(=番組を見るw)
予習のせいなのか。
そして今まで写真をいっぱい見ていたせいなのか。
サグラダファミリア私は思ったのだ。
「へーーーーーーーーー」
そう。
感動が湧いてくることはなく
「へえーーーーーーーーーーーーー」
と文字通りの感想で終わった。
言っておくがサグラダファミリアは円安の今、クソ高い。
教会入場+塔を登ったら6800円したし、
教会だけでも4500円ぐらいするのだ。
どうだ。姫路城が入場料1000円を値上げするべきかどうかを議論している場合ではないのだ(もう値上げ一択なのだ)
1ユーロを100円だと思い込んだとしても、3000円以上ぐらいは平気でとってくるんだ。この恐ろしい世界線よ。。。
話を戻すと、サグラダファミリアは美しい教会だった。彫刻も素晴らしいしガウディって天才だな!と思った。そして「みんなでつくるんだ」的な巻き込み型もとてもいい。が、なんだろう。「ああ、みたことあるわ」という写真でみたものを再確認している気分がした。
鳥取にあるゲストハウス「たみ」さんが館内での写真を2012年創業時から禁止している。それは写真が拡散されると、写真をたどる旅になってしまうからだと聞いた。ああ、ここ見た。そうそう、こうだったよねと。
違う、その時の空気や、その場のヒト、起こっていることを自分で見て感じて欲しい的なことだったとおもう。まさしく、そのような気がした。
その意味でいくと私がバルセロナで感動したのは「グエル邸」。
グエル公園などでお馴染み大資産家グエルさんの邸宅で初期のガウディ作品だ。これが本当に最高だった。
地下が厩舎になっているのだけれど採光の取り方、雨水が流れてきたら、それを集めて、流れる水路(排水路)もつくっていた。雨が流れてきたら、馬のもろもろを掃除したあと一緒にざばっと流せるように工夫がしてある水路だったし、風の通り方も素晴らしかった。住む人が住みやすいように、クーラーが無い時代につくられた様々な工夫につぐ工夫が私にはクリーンヒット。
しみじみと館内を2時間以上は見ただろうか。
ちなみに入館料も2000円という妥当感!(グエル邸ほんまありがとう!)
バルセロナに行かれる方はぜひグエル邸訪問をおすすめしておきます!
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