豪雨週間の思い出/その1 素敵なシニア

先週起こった豪雨。
まさかこんなに大きな災害になるとは。。。

そしてまだまだ大変な状況が続いている地域の方々のことを
思うと言葉がありません。
何か自分のできる小さなことをして行きたいと思います。

 
さて、この先週の記録的豪雨の時に、なんとなく書き留めて
おきたいことがあり、ちょっと日記的に。
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雨初日。
(電車が遅れ始めたぞ、明日雨が酷くなれば遅延だぞ
ぐらいな時でした)
 
全く今回のような長期戦になるとは予測もせず
チェックインをいつものように始めていました。
 
70代の一人旅の男性がまずチェックインし
 
次に、30前くらいのフランス人男性が来られました。
 
うちは土足厳禁及び畳の部屋なので
スーツケースの車輪部分を 上がり框で雑巾で拭いてから
荷物をあげてるんですね。
 
もちろんこの日は雨だったので
いつもにも増して綺麗にしてからあげないと。。。と思いつつ
「雑巾で拭きますので、荷物はそこ(土間)に置いたまま
にして、上がってきていただけますか?」というと
すっごく不機嫌そうな顔をして
土をついたスーツケースを

「ドーン!!!!」

と無垢材の上に置くのです。
カッチーン!!!!!(#`д´
 
もう、カチカチ山ですよ。
ファイヤーですよ。

この時点で「ブチッ!」と
線が2本くらい切れているんですけども
 
たまに理解していただけない外国からのお客様が
いらっしゃるので(車輪を拭くこと、というか
外国では基本土足ゆえ、そもそも、スーツケースが汚れて
いるものだとは考えていない)

仕方ない、と思って
「ちょっと拭かせていただきますね」
とふきふきしていると
 
「shit! shit!なんでこんな街に来てしまったんだ。
そしてなんでこんなところに泊まるんだ、俺」的な
ことを言うんです。
 
いやいや、ごめんなさい。
そりゃ、申し訳ないですよ。
施設もそりゃあ、不十分ですよ。
でも、そうやって不機嫌満開にされると
とても辛いですよ、私。
 
でも、笑顔、笑顔。
お客さんの期待に添えなかったんだから
うちのせいだし、仕方ない。と思って
案内する。
 
が・・・
「ロッカーは?ないのか? 
俺のバックパックを入れるロッカーだよ」
 
と。

 
「バックパックが入るロッカーは
ないのです。。。ただ、貴重品入れはございますがいかがですか?
2000円デポジットをいただいて
鍵を返却していただく時にそのまま返金させていただいております」
 
 
と、案内すると
 
また

「shit! fuck!なんでだよ!俺のカバン、全部はいらないだろ?
取られるかもしれないじゃないか!」
 
ウチは狭いのでリュック全部が入るようなロッカーは
置けないこと、貴重品だけでも入れてもらえたら安全なのでは?とのこと
未だに盗難などはないこと、ただ、可能性としては考えておいていただき
たいこと、本当はデポジットも預かりたくないけれど
(返却を忘れる人が後を絶たず)仕方なくデポジット制に
変更した旨など案内すると
 
「ああ、来るんじゃなかった。
東京や京都はもっとオオバコで素敵なゲストハウスがあって
バンコクとかもすごいのに!」
 
そりゃあ、今はすんごいところがたくさんできているから
仕方ないけどさあ。バンコクとか、もう物価が違うところと
比べるのやめてくれないかな・・・・と思いつつ
(*まあ今やバンコクの物価の方が高いかもしれんがw)
うちの施設がゲストの期待に応えられなかっただけなので。。。
 
「期待に添えずすみません」とだけ言って終えて
ヘコみつつ
とりあえず部屋を出て、自分の仕事をラウンジでしていた。
 
30分ぐらいして
 
最初にチェックインしていた70代の日本人男性Yさんが降りて来て
 
「俺の声、聞こえちゃったかな?」とおっしゃる。
 
「え?なんのことですか?」と私。
 
「俺さ、さっきのフランス人と口論しちゃったよ(笑)
だって、あれ、ひどいよ」と。
 
どうもYさん曰く、私が去った後
「フランスのどっからきたの?おいしいもの食べたー?」とか
挨拶がわりに聞いたのに
 
ずっとブツブツ文句ばかり(「日本の食事は高いよ、とか
スーパーの物価も高い、とか)言うので
 
 
「果物はそりゃ高いかもしれないけど、
日本の物価は高くない!むしろ安いくらいだ!!!
食べ物なんてフランスと比べてみろ!相対的に安いぞ!」と
言ってくれたらしい。
 
「ほんと、ひねてるよ。あいつ。
その上「日本は従軍慰安婦とか〜〜最低だ」って言い出してさ
お前、歴史の何を知ってんだ!ちゃんと説明してやるよ、
と全部してやったよ。後「お前んところのフランスが
植民地で何をしてきたか、理解してそれを言ってんだろうな!と
言ってやったよ. それで日本の文句ばっかり言うなら、日本に
来るな、って言ってやったよ。俺の英語、下手だから通じてる
といいけどな. 」と。
 
なんか、それを聞いて、
ボロボロ泣いてしまったんですよね。
 
ああ、なんかねえ。
私、立場上、あまり言い返せないので
(*前にあまりにもブチキレることがあり
何度かやらかしているので今年のテーマは「ある程度我慢+大人に」
なのです)
 
こうやって、ちゃんと知識と、自分なりの
ポリシーと意見を持って
言い返してくださる方がいて、
 
 
ある意味、守ってくださって、とてもとても嬉しかった。
 
 
本当にレアなケースなのだけど
 
たまーに、たまーに
このように不機嫌2000% で
怒り自体をぶつけて来る方がいらっしゃり
(ああ、この方は損するよなあ。勿体ないなあ)
と、思いつつ、
 
あまりにもマイナスエネルギーを受けると
こちらもやっぱり悲しいココロになるわけで。
 
 
で、私の悲しいココロは
Yさんのおかげで、とてもあたたかいものになったわけで。
 
天気とは裏腹に、なんか良い日になったわけです。
 
 
その後、人が変わったようにおとなしく
なったフランスのモンクタレ君。
 
プライベートだったら絶対に
「もう、何もしてやらん。プン!」なのですが
 
やはり異国の地に来て、こんな大雨で
電車も通常運行ではない状況になり
さすがの モンクタレ君も 不安だろうと
調べまくりました。時刻表。
 
最後には「調べてくれてありがとう」と
感謝の意をもらった。
 
びっくり。ヤレバデキルジャンw
 
Yさんみたいな、年配者からの説教っていうものは
 
「ここぞ!っ」て時に
やっぱりどの世界も効果があるなあ。。。笑
 
と思った次第。
 
 
雨の日日記でした。

 
 
姫路の安宿 Budget hostel for backpackers  Himeji 588 Guesthouse

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